唐辛子の機能性
唐辛子には、トウガラシ属に特有の「カプサイシン」と呼ばれる辛味成分が含まれています。
カプサイシンにはアドレナリンの分泌を促す働きがあります。アドレナリンが分泌されると脂肪分解酵素リパーゼを活性化する作用があり、脂肪を燃焼しやすくし、エネルギーを効率良く代謝させるため、肥満を予防する効果があります。
カプサイシンには生活習慣病予防にも効果があります。直接的ではありませんが、唐辛子を食べる事で減塩しても味に満足感が得られるようになるため、高血圧に悩む方におすすめです。さらに、カプサイシンには、動脈硬化による心筋梗塞、脳梗塞などに関わるコレステロールの上昇を抑える効果もあります。
また、唐辛子を食べると汗をかいたり体がぽかぽか温まったりしますが、これもカプサイシンによるものです。カプサイシンによるエネルギー代謝促進効果や、末梢血管の血流改善効果により、体を温め、冷え性を改善する効果があります。冷えに悩む女性に嬉しい効果です。
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